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iKnow -Developer Challenge - [IC]

iKnow! は 2008/10/15 に iKnow! API を公開した。詳細は API 日本語ガイド で公開されている。

ただし、API リファレンスは英語である。簡単に読んでみたところでは使うのはそれほど難しくはない。API の公開に伴い、iKnow! API KICK OFF! Developer Challenge というコンテストを開催している。開催期間は 2008年10月15日~2009年1月15日23:59(日本時間)である。iKnow! が公開しているAPI を使ってプログラムを作るコンテストである。

私としては、一つアイデアがあるのでやってみたいところだ。しかし、出来るかどうかは微妙なところ。

賞金は ¥200,000~\50,000 である。応募作品は任意のオープンソースライセンスのもとでの公開が必要であることからも言えるが、はっきり言って、優勝するようなアプリケーションであればこの金額では安すぎると思う。

開発時間と時間給を考えると、たぶんペイしない。

しかし、今回は iKnow! としては初の試みであり、どれくらいの完成度のアプリケーションがいくつ集まるかもわからないのだから、まぁ、しょうがないかなという気もしないでもない。それに、面白そうなので、ちょっと API 使ってみようかな。


タグ:iKnow

iKnow -無料で使える英語学習サイト- [IC]

iKnow!  という英語学習サイトがある。少し前から、このサービスを使い始めた。

Flash によるクイズ形式の英単語/英文学習と書き取り(ディクテーション)の学習ができる。「英語学習コミュニティ」と謳っているだけあって、日記が書けたり他のユーザにメッセージを送ったり出来る。英語学習者向けの SNS といったところか。

学習アプリケーションは良くできていて、反復学習により英単語の記憶定着を図っている。現在は多言語化を進めており、英語以外の学習も可能だ。英語の場合は 76 個のコースがある。私は次のコースを選んでみた。

上記のコースは全て単文が英語で読み上げられる。語学は聞かないと学習の効果が半減すると思うので、このような機能は歓迎できる。

iKnow! は反復学習が基本であり、「学習完了アイテム」が 1000 とかになったときにはたぶん、100 時間を超える学習時間を費やすことになるだろう。日本人が英語ができない最大の理由は単に勉強時間が足りないからだと思うので、時間をかけて英語の学習をするというのは王道であると考える。
タグ:iKnow

iアプリ開発でのNDA その2 [IC]

以前、iアプリ開発でのNDA というエントリを書いた。

これはこれで間違ってはいない。「iαppli Development Kit for DoJa-5.0 (FOMA)]使用許諾契約書」を素直に読むと色々出来なくなる。しかし、他で知った内容はこの限りではない。なぜなら、使用許諾契約書に同意しなくても良いから。

DoJa Developer Network には英語だが色々な技術資料が公開されている。例えば、DoJa 2.5 API reference Ver.1.05 (.zip) は Doja 2.5 の API がわかる。しかも、特に使用許諾契約とかを要求するボタンなども無い。

API リファレンスを展開して index.html を読むと最下部に次のように記載されている。

This product or document is protected by copyright and distributed under licenses restricting its use, copying, distribution, and decompilation. No part of this product or related documentation may be reproduced in any from by any means without prior written authorization of NTT DoCoMo (including other authors, if any). Third party software, including font technology, is copyrighted and licensed from the suppliers of this software.

Sun, sun Microsystems, Java, J2ME, and J2SE are trademarks or registered trademarks of Sun Microsystems, Inc. In the U.S. and other countries.The Sun Logo is a registered trademark of Sun Microsystems, Inc.

i-mode is a registered trademark of NTT DoCoMo, Inc.

Other names of companies, products, and services in this document are the trademarks of registered trademarks of their respective companies.

これって、NDA には当たらないと思うわけです。私は。ということは、少なくとも Doja 2.5 のレベルでは例えば、Web にチュートリアルとか書いても、本を書いても問題ないように思う。

また、DoJa 2.5 Emulator Ver. 1.03 (.zip) の License Agreement には日本の場合には記述のあった、

第4条 禁止事項
(1~4項は省略)
5 お客様は、本ソフトウェアに関して知り得た弊社の技術情報その他一切の情報を本契約の目的外に使用したり、第三者に開示、漏洩することはできません。

に相当する条文が無いような気がするのだが...。まぁ、

2. RESTRICTIONS.
a. Software is confidential and copyrighted.

上記の「confidential」がそうとれなくもないが、日本文ほど明示的ではない。

うーむ。で、結論はどうなんでしょうね。素直に問い合わせればいいわけですが...。


タグ:iアプリ
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iPhone SDK の NDA 変更 [IC]

2008/10/20 に Registered iPhone Developer Agreement[PDF] が変更された。

変更後の文章では NDA が変更されている。この件は様々なブログで取り上げられている。

どうやら、Apple が開くイベントなどで発表される情報やリリース前のソフトウェアの情報を除いて NDA の対象から外れるようだ。これは、iPhone でのプログラムの開発者にとっては朗報だろう。チュートリアルを WWW 上で公開することが出来るようになるからだ。

これに対抗して iアプリでも NDA を緩和してくれると良いと思う。

本 blog の関連記事:


タグ:NDA iPhone

Java なクラウド [IC]

最近は NHK でもクラウドコンピューティングを取り上げ、なんか旬な感じのする言葉。

クラウドを提供しているのは、例えば次のサービスがある。

  • Amazon EC2
  • Google App Engine
  • Mosso
  • GoGrid
  • Morph AppSpace

クラウドという言葉の定義を置いておくと、Amazon EC2 や GoGrid は何となく VPS みたいな感じ。VPS を時間または回線使用料で切り売りしているようなイメージが私にはある。

最近、Morph AppSpace (Platform as a Service, PaaS :: Morph AppSpace for Java)というサービスがあることを知った。これは Java や Grais 、Ruby の Web アプリケーションをホストしてくれるらしい。Java とは、つまり、Servlet を配置できる。詳しくは次の資料を参照。

summary を見ると、

Java web applications (developer preview starts May 2008)
  • Support for Java web applications written against the standard 2.5 servlet specification, with PostgreSQL 8.3 available as a standard XE data-source available via JNDI (JSR-154, JSR-135)
  • Supports session through database or cookies
  • Deploy directly from Eclipse, Maven, Ant or a JARfile
  • Visit www.mor.ph/java for more information
とある。 Servlet 2.5 なので Java 1.5 が使える。Java 1.6 は無理かもしれない。1.5 ベースにしておくと無難だろう。

Servlet をホストしてくれるサービスは知らなかったんだが、あると便利だ。専用サーバー借りなくても住むし。ただ、Morph の課金体系がいまいち理解できていない。詳しくは FAQs for Morph Credits, Payments, and Billing - Morph Labs Forums に記載がある。

Morph Credits という単位で課金するらしい。帯域幅とストレージの容量によって課金されるようだが、アカウント作ってログインしてみないと何とも。そっちにも説明があるかもしれないし。クレジットカード決済で JPY が使えるのはいいんだが...。

ちなみに、Morph は Amazon EC2 をベースにしているそうだ。ということは Amazon がこけたらまずいね。

Java な REST [IC]

最近、REST な Web サービスの設計が流行っているようだ。

Java の場合、JSR 311 が REST なサービスを提供するライブラリの仕様らしい。

で、既に参照実装(Reference Implementation)があって、これが jersey: ホーム で公開されている。

そのうち J2EE に取り込まれるでしょう。

ちなみに、【コラム】Java API、使ってますか? (18) JAX-RSで簡単RESTful - JSR 311 | エンタープライズ | マイコミジャーナル に関連する記事がある。これを Morpy で使えば面白そうだ。


タグ:REST Java

Mashup Awards 4 の作品で企業がエントリしているもの [IC]

Mashup Awards 4 審査結果発表 というエントリを書いた。その中で、

今回エントリされた作品の一覧(Mashup Awards 4 / MA4)をみると、企業がエントリしているのも多くなってきたような気がする。

と記載した。ということで、MA4 で企業がエントリして良そうなものを適当に数えてみた。

だいたい、2 割(259中)くらいは企業が関係しているようだ。

まぁ、微妙なものもあるからな。例えば、作者が企業に属していて、その企業のドメインを使っているが、仕事として作成したとは限らないし。 単にサーバを提供されたにすぎないのかもしれない。そこら辺は、今回数えた方法では、企業としてカウントしている。


タグ:MA4

Mashup Awards 4 審査結果発表 [IC]

Mashup Awards 4 の審査結果が発表された。Mashup Awards 4 / MA4 で公表されている。

幾つかメディアにも掲載されている。

続きを読む


タグ:MashUp

iアプリ開発でのNDA [IC]

以前 iPhone SDK の NDA というエントリを書いた。そこでは、

もっとも、docomo の iモードでのアプリケーション開発にも秘密保持契約が必要なものがある。iモード FeliCa や トルカの技術資料には「秘密保持」という項目が存在する。とりあえず、NTTドコモ ホーム で「秘密保持」をキーワードに検索して表示されたもののうち iアプリ開発に関係しそうなものはそれくらいだった。

と記述した。しかし、これは情報が不足していたので加筆する。

iアプリの開発で通常使用するであろう iαppli Development Kit for DoJa-5.0。これをダウンロードするためには [iαppli Development Kit for DoJa-5.0 (FOMA)]使用許諾契約書 に同意する必要がある。ここには次の記載がある。

第4条 禁止事項
(1~4項は省略)
5 お客様は、本ソフトウェアに関して知り得た弊社の技術情報その他一切の情報を本契約の目的外に使用したり、第三者に開示、漏洩することはできません。

「本契約の目的」は第1条に記載がある。

第1条 契約の目的
1 弊社は、弊社が著作権を所有する上記「iαppli Development Kit for DoJa-5.0 (FOMA)」のプログラム及び関連するマニュアル類(以下、これらを総称して「本ソフトウェア」といいます。)を、弊社の「iアプリ」対応ソフトの開発及び動作確認のみを目的として使用を希望されるお客様に対して提供します。
2 本ソフトウェアは、本契約書の規定に従って頂くことを条件として提供し、かつその使用を許諾することとします。

「本ソフトウェアに関して知り得た弊社の技術情報その他一切の情報」の定義が気になるが、例えば Doja のエミュレータ(開発キットに含まれる)の使い方などを blog や雑誌、書籍に掲載することは出来ないだろう。「本契約外」だし「第三者に開示」していることに該当するから。

じゃ、結局、iアプリも iPhone と一緒じゃんと思うのは私だけだろうか。

しかし、iアプリの開発に関しては複数の書籍が出版されている。amazon で検索すると

などが見つかる。これらの本は 「iαppli Development Kit for DoJa-5.0 (FOMA)」のプログラム及び関連するマニュアル類 に記載されていない情報を元にしたのだろうか。もっとも、既に公開されていた情報ならば問題ないが...。

というか、無理でしょ。「iαppli Development Kit for DoJa-5.0 (FOMA)」のプログラム及び関連するマニュアル類 に触れずに書籍を書くなんて。やはり、docomo と個別に契約を結んだのかなぁ?

謎だ。

iアプリ開発でのNDA その2 という追加エントリを書きました。


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車輪の再発明 [IC]

Google Chart API を用いると Google へ URL を送信するだけで簡単にグラフを描画できる。

例えば、次のコードを blog に貼り付けると

<img src="http://chart.apis.google.com/chart?chtt=Bar+Chart&chts=000000,12&chs=300x150&chf=bg,s,ffffff|c,ls,90,ffffff,0.2,ffffff,0.2&chxt=x,y&chxl=0:|Mon|Tue|Wed|1:|Low|Med|High&cht=bvg&chd=t:100.00,60.00,48.57|28.57,85.71,65.71&chdl=Legend+Dataset+1|&chco=0000ff,cccc00&chbh=25" alt="Google Chart"/>
次のグラフが描画される。

Google Chart

とても便利だ。ただ、グラフを作成するための URL を作るのに手間がかかっていた。

この URL を作成するサービスが幾つかあることは知っていたが、私の好みとは少し異なっていて、欲しいものがなかったから、作ろうかと考えていた。

しかし、ついに発見してしまった。Google Chart Creator である。私が必要とする機能の大部分を満たしている。いいじゃんこれで。危うく車輪の再発明をするところだった。唯一足りない機能は、グラフにグリッド線を描画するURLを付与する機能。

しかし、グリッド線くらいならば先の URL に chg=0,20 などを追加する程度で事足りる。試してみると次のグラフが描画される。

Google Chart

いいじゃん。これで。作る必要ないじゃん!

モチベーションはとても低下したが、それはそれで別のことに時間を使えばよいのであるから、まぁ、よしとする。

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