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Greasemonkey スクリプトの書き方 [NT]

Greasemonkey とは Mozila Firefox のアドオンである。Firefox が HTML を表示するときにユーザが記述したスクリプトを適用することができる。これにより、例えば、Google 検索結果で 10 件以上結果があるときに、いちいち次のページに移動しなくても、自動的に次のページを読みこむスクリプトを記述できる。

ちなみに、grease monkey という熟語には New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998 によると

【名】【C】 《俗》 (自動車・飛行機の)修理工, 整備士.

という意味がある。

Greasemonkey スクリプトの書き方については Dive Into Greasemonkey で公開されているマニュアルがとても詳しい。このマニュアルには日本語訳があり Dive into Greasemonkey[PDF] からダウンロード出来る。

Greasemonkey スクリプトは JavaScript を用いて記述する。JavaScript でコードを書くときは JavaScript Shell という便利なブックマークレットを使用すると良い。これを使うと、任意のページを開いて、そのページに対して JavaScript を書きその場で実行することができる。また、Tab による補完も可能なのでどのオブジェクトにどのメンバがあるのかとてもわかりやすい。

JavaScript に関する仕様書は Standard ECMA-262 からダウンロード出来る。この仕様書は Under Translation of ECMA-262 3rd Edition で日本語訳が公開されている。JavaScript で HTML を書き換える際には Document Object Model(DOM)の知識も必要になる。DOM とは HTML をツリー構造で表現したものである。DOM の仕様は Document Object Model (DOM) Specifications から入手できる。仕様書の翻訳は MetaGraphic Cell B4F - Scripts で公開されている。

Greasemonkey スクリプトの文字コードは UTF-8 が良いようだ。Shift_JIS などでは文字化けが発生する。


タグ:Greasemonkey
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