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Managed Bean (Backing Bean) とは? [IC]

NetBeans の Visual WEB ICEFaces はとても便利だが Java Server Faces の基礎を知っていないと悩むこともある。

例えば、既定では Page1.jsp と Page1.java というファイルが作成される。Page1.java は Managed Bean (Backing Bean と呼ばれることもある)に該当する。Page1.jsp にテキストフィールドを定義し、ブラウザからテキストを入力すると Page1.java にその内容が伝わる。Managed Bean は、このような裏方(サーバーサイドで処理をするような)の Java Beans である。

では、Managed Bean にメンバ変数を定義したとき、複数のブラウザからアクセスしたら、メンバ変数のデータはどうなるか。また、いつ作成・削除されるのか。

Managed Bean は faces-config.xml に作成したことを定義しなければならないが、このとき、managed-bean-scope 要素でインスタンスの生存期間を定義する。ここで設定した内容がポイント。例えば session にすれば、Managed Bean の生存期間は、あるユーザがセッションを開始して終了するまでになる。また、ユーザごとに(セッションごとに)インスタンスが生成されるため、複数ユーザ間の競合は発生しない。

本来は、HTTP はステートレスなので「どのユーザの処理を行っているか」を意識しなければならないが、Managed Bean を session で使用すれば意識する必要がなくなる。...らしい。


タグ:Java
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