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Linux 向けコマンドのメモ [Linux]

脈絡無く、思いつき。Linux のコマンドのメモ。

/sbin/update-alternatives

  • 様々なシンボリックリンクを変更するコマンド。デフォルトでは/etc/alternativesにシンボリックリンクの一覧がある。これにより、プログラムの複数のバージョンを切り替えたりできる(Java に使えば、j2sdk1.5.xとj2sdk1.4.xを切り替えるのに便利)。
  • 例えば gcc のバージョンを変更するには
    # /sbin/update-alternatives --config gcc
    とする。gccの場合はg++などもバージョンを合わせといた方がなにかと便利。

/usr/bin/a2ps

  •  ascii to postscript.ソースコードなどのテキストを印刷するのに適したPSファイルに変換する。
  • 各行の左端に行番号を出力するには、
    $ a2ps in.txt --line-number=1 -o out.ps
    とする。"1"を変更すれば、N行ごとになる。

/usr/bin/gs

  • gs は GhostScript の略。GhostScript は Postscript/PDF のインタプリタ兼ビュアーである。
  • 例えば、gs を使うと次のように記述することで PostScript ファイルを連結できる。
  • gs -q -dNOPAUSE -dBATCH -sDEVICE=pswrite -sOutputFile=out.ps -c save pop -f in1.ps in2.ps ...

/usr/bin/ssh-agent

SSH-AGENT (1) によると ssh-agent とは

ssh-agent は (RSA や DSA の) 公開鍵認証で使われる認証鍵を保持するプログラムです。基本的には、まずssh-agent を X セッションあるいはログインセッションの始めに起動させ、これ以外のすべてのウインドウやプログラムがそのssh-agent プログラムのクライアントとして起動するようにします。エージェントは環境変数を使うことにより、他のマシンにssh (1) を使ってログインするときに自動的に検出され、認証に利用できます。 

とある。ちなみに bash で使うなら、

eval `ssh-agent -s`

として、起動したあと、ssh-add して認証鍵を追加すればよいらしい。

kplayer

kplayer は、動画や音声の再生ソフトウェア mplayer のフロントエンドである。Windows で言えば Windows Media Player が該当するだろうか。kplayer はプレイリストを xmms みたいにビデオウィンドウにくっつけたりできて便利。
  • kplayer-0.5.1 は gcc 2.95.3 ではなく、gcc 3.3.2 でないと /configure を実行させるたとき qt-mt が存在しないというメッセージが出る。
  • 少なくとも qt-devel、kdelibs-devel が必要っぽい。

ただし、上記は kplayer バージョン 0.5.1 のときの話。現在は 0.7 なので変化があるかもしれない。


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