NetBeans で Jetty プラグインを利用するには?その 2 [IC]
NetBeans の main/contrib をビルドするには? その 4 の続き。
j2ee.jetty プラグインを NetBeans に組み込むと 「メニューバー」-「ツール」-「サーバー」で開くダイアログから Jetty を追加できるようになる。
これで NetBeans から Jetty が起動できるようになった。
このプラグインに対する設定項目はあまりなく、デフォルトのままで起動できる。ポートくらいしか変更できる部分はない。
次に、単純な JSP/Servlet を書いてプロジェクトの設定をしたのが次の図。
「サーバー」に「Jetty Web Server」が選択できるようになる。
実際に JSP/Servlet を実行してみると次図のように正常に実行できた。
少し試してみたところ jetty プラグインで幾つかわかったことがあるのでまとめておく。
- JSP/Servlet の実行は可能。
- JSP/Servlet のデバッグはサポートしていない(デバッグとして起動するとエラーメッセージが表示される)。
- JSP/Servlet を修正したら再配備が必要。このとき、Jetty は再起動が発生するため重い(数秒くらいか)。
civic site : Jettyでホットデプロイ という blog では Jetty でもホットデプロイが出来ると紹介されている。また、Debugging with the Maven Jetty Plugin inside Eclipse - Jetty - Codehaus や、Maher TEBOURBI Blog: Debugging maven web application with eclipse を読むと Eclipse では Maven を用いてデバッグが出来ているようだ。
ということで、jetty の設定ファイルやプラグインを修正すればデバッグも出来るようになりそうだ。しかし、めんどくさそうなので開発は glassfish や tomcat を使った方が早いかもしれない。
ところで、そもそも Jetty をインストールした理由は glassfish や tomcat では、JSP/Servlet で ServletException が発生したとき web.xml に記述した error.html が表示されるはずなのに、表示されないが、これは jetty でも同様に発生するのか調べるためだった。
Servlet/JSP でのエラーページの表示 その4 に続く。
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