金利が上がると債権の価値が下がる [KR]
虫の知らせ - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら に
と債券相場は実に不安だらけです。 アメリカの国債金利が上昇すれば担保価値が目減りして即死状態になる、ということはこちらの読者はもうご理解頂いていますね。
と書いてあった。何でだったっけ?ということで復習。
- 例えば、年利 1% の債権を持っていて、後から年利 2% の同じ債権が発行されると、当然そちらの価値が上がる。したがって、年利 1% の債権の価値が下がる。
- 長期金利が上昇すると、インフレになる(インフレになると金利が上がる。どちらが先かは私にはわからない)。インフレになると言うことは貨幣価値が下がる。今の 100 円で債権を購入して数年後に金利を含め 110 円になったとしても、物価上昇率がそれを上まっていれば、結果的には損をする。
という理屈のようだ。ちなみに、金利が上がると不動産価格は上昇するそうだ(金利が上がるとインフレになると、不動産は。/メルマガ20030717)。
昨今の金融危機で株式市場は暴落しているけれども、著名投資家のバフェット氏は
Buy American. I Am.
とニューヨークタイムズ紙に寄稿している(Op-Ed Contributor - Warren Buffett - Buy American. I Am. - NYTimes.com)。
しかし、Politics & Power Blog: vanityfair.com には、バフェット氏もたくさん損をしたことが書いてあるし...。まぁ、私は、1306 と 1343 あたりをこつこつと...。
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