クリエイターとしての才能というのは実は普通の人もプロもそんなに違わない [NT]
81.3 FM J-WAVE : ANA WORLD AIR CURRENT 葉加瀬太郎 というラジオ番組がある。
この番組はバイオリニストの葉加瀬太郎氏が毎回ゲストを迎えてトークをするという番組である。毎回、様々なジャンルの方が登場する。ANA WORLD とあるように、どちらかというと世界を舞台に活躍している人がゲストになることが多いようだ。
2008/07/26 19:00 からの放送では工業デザイナーの奥山清行氏がゲストに迎えられていた。そこで、良いことを聞いた。Torino via Frankfurt 2008/07/26 から引用する。
葉加瀬:奥山さんはいつでもどこでもデザインをされてると聞いたんですが?奥山:クリエイターとしての才能というのは実は普通の人もプロもそんなに違わないと僕は思うんです。ただ閃きの瞬間というのがあって、その瞬間は1秒たりとも逃したくので、周りにある紙切れにでも壁にでも床にでも(笑)、何にでもいいから書き留めるんです。
葉加瀬:うん。
奥山:ただ、そうやって書いたものの90パーセント以上は、後で見直すと恥ずかしくなるような使えないものばかりなんですけど、それを100個集めてその中から1つを選び、さらにそのプロセスを100回続けて、10,000の中から1個選べば、それは良いに決まっているというのが僕の理論なんです。だからスケッチブックはいつも持っていて、トイレの中でもお風呂に入っている時でも何かを思い付くと、とにかく書きますね。
葉加瀬:僕も同じです(笑)。
ラジオだと、葉加瀬氏は思いついた曲の断片をメモすることもあると放送されていた。
やっぱり、メモすることが大事なんだなぁと思うメッセージだった。
ということで、私は少し前からメモ帳を利用するようになった。はじめは A4 ノートだったけれど邪魔なのでもう少しサイズが小さいものを選んでいる。今のところ、ロディアの No.16 方眼タイプ + preppy という万年筆。書きやすいので気に入っている。でもでも、ロディアは価格が高いのが難点。500 円位するので、この価格なら、A4 ノートが 10 札変えてしまう。preppy は 200 円前後と安いし、インクを交換できるのでそれほど高くはない。万年筆は一度使うと、その書き味の良さが癖になるかもしれない品物だ。
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