特許出願(4) [PT]
これまでに個人で特許を出願する際にかかる費用を述べた。
それでは、弁理士に依頼した場合はどれくらいかかるのだろうか?
現在では弁理士報酬は弁理士事務所が個々に定めているらしい。
詳しくは 弁理士の費用(報酬) | 弁理士に依頼するには | 知的財産のご相談 | 日本弁理士会 に書いてある。
日本弁理士会ではアンケートを行い、明細書15頁,請求項5,図面5枚,要約書1枚の場合の特許出願の手数料は 25~35万円だそうだ。これには謝金、特許庁の事務手数料は含まれていない。謝金については 10~13万円のところが多いようだ。
尚、謝金とは審査請求を行い実際に特許査定が得られた場合に支払うお礼金のような費用である。この場合、審査請求の費用はこれには含まれないから、特許庁の事務手数料や登録料が別途必要である。
しかしながら、先にも述べたように弁理士報酬は自由なので必ずしも上記例に該当するとは限らない。明細書に記載する内容が増えれば料金もかさむだろう。
やはり発明の「独占」にはとてもお金がかかる。さらに発明により得られる利益が「独占」に費やした費用を超えるとも限らない。
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